Groovy Globe

どうも、アラフォー駐在員のMasaです。某日系企業の米国本社に出向社員として駐在しています。米国南部での生活模様や、大好物であるガジェット関連について気ままに書いていきます。

2020年上半期 買ってよかったガジェット紹介 Part2

はじめに

 どうも、アラフォー駐在員のMasaです。前回の第一弾に引き続いて、早速今回も2020年上半期に買ってよかったガジェットを紹介していきたいと思います。

 

2020年上半期 買ってよかったガジェット Part2

 前回に引き続いてApple製品を紹介することになるので、もう完全にApple信者感丸出しのようですが、今回ご紹介するのはiPad Pro(2018) 11インチ(256GB) +Apple Pencil(第二世代)です。信じて貰えないかもしれませんが、決して信者という訳ではありません。 確かに多くのApple製品を愛用していますが、単純にApple製品には機能美が詰め込まれていて、使いやすい製品が多いから使っているだけなのです。その証拠に(?)Macだけは以前サーバー運用用に購入したMacminiを所有しているのみ(しかも9割Windowsで起動笑)で、メインマシンは中学生の頃からWindows一筋です。

 

なんで2020年上半期に1世代前のiPad Proを買ってんの?

 ご指摘はごもっともでございます…。もう少し我慢しておけばiPad Pro(2020)が買えたやん!とワタクシも思わなくもないのですが、色々と事情がありまして…。 現在Masa家の家計は夫婦共同管理となっていまして、当然ながら高額な買い物をする際には、通常は妻の同意が必要になります。私がこのiPad Proを買ったのは2020年の1月。このタイミングは、2019年末から2020年初にかけて日本に一時帰国した際、妻が友人の結婚式に出るため、妻だけが米国への帰国を2週間ほど遅らせていた時でした。

 つまるところ、端的に申し上げますと、鬼の居ぬ間の正にその間隙を縫って、半ば火事場泥棒的などさくさ紛れで勝手に購入してしまいました。世の奥様が聞いたら大炎上しそうな内容ですが、ご安心ください。当然かもしれませんが、妻が米国に戻ってすぐにこの買い物は露見し、たっぷりと絞られました…。と、いう訳で(?)禊は終わっているので、開き直って本稿を書いています。だって近所のBestbuyで謎のセール対象になってて、Apple Pencilと合わせても800ドルでお釣りが来たんです…。破格だったんです…。買わずにはいられなかったんです…。

 

iPad mini(第四世代)も持っていたのに

 実はiPad Pro購入前は第四世代のiPad miniを、その前は第二世代のiPadをずっと愛用していました。第二世代iPadを購入したのは台湾留学時代、主に論文を読むためのツールとして活用していました。その後、携帯性を重視してiPad miniに移行しました。画面は小さくなりましたが、圧倒的な薄さと軽さの前には画面の小ささなど全く気にならず、どこへ行くにも携帯していました。アメリカに赴任してからは、寝ながらAmazon Primeでアニメを見る時くらいにしか使わなくなっていたのですが、ある時日本から出張に来られたお客様がiPad ProとApple Pencilだけで打ち合わせに臨まれていて、使い勝手を聞いてみると大変良好であるとのことでした。

 特にiPad miniに不満があった訳ではないのですが、こちらでの業務は殆どがTeams/One Driveが使えれば事足りてしまうことや、業種がら展示会などに参加する機会が多く、その際に手持ちで写真が撮れて手書きでメモが残せるデバイスがあったら便利だなぁと思っていたところに上述のお客様がお見えになり…。iPad Pro気になるなぁ…と思っていた矢先に前述のBestbuyでのセールを見つけてしまい…。気づくと僕の手にはiPad ProとApple Pencilが握られていたのです。と、そんないきさつでiPad ProとApple Pencilを入手したのでした。

 

高精細大画面とFace IDによるアンロックは正義

 じゃあiPad Proの何がそんなにいいの?と思われる方も多いと思いますが、その質問に対する個人的な解としてはFece IDが搭載されたことに尽きると思っています。

 iPadというタブレット端末の発明によって、コンピューティングの概念は大きく転換しました。それまでは、例えばブラウジング一つとっても、スマホの小さい画面で我慢するか、面倒でもラップトップを立ち上げるか、はたまたPCデスクに向かってデスクトップPCのスイッチをオンにする必要がありました。しかしながら、この薄くて軽い10インチ程度の板のおかげで、ブラウジングという行為は本当に手軽に行えるようになりました。

 Touch IDが搭載されていなかった頃のiPadではパスコードの入力が手間でしたが、Touch IDからは指先一つでロック解除が可能となり、そしてFace IDからは指先すら不要となりました。この手軽さこそがiPadの原点であり全てだと思うのです。仮にiPadがラップトップやデスクトップPCのように都度立ち上げる必要のあるデバイスだったら、はたまた近年大画面化してきているとは言え、6インチちょっとのハンドヘルドなデバイスだったら、ここまでの躍進は遂げていないと思うのです。

 第二世代iPadiPad miniですら、僕にとっては十分に革命的なデバイスだったのですが、iPad Proは軽さと薄さを維持しながら、11インチという大きさにFace IDと最新のチップセットを詰め込んでおり、仕事からゲーム、動画編集までこなせる正に攻守万能のデバイスになっています。やっぱりサイズが大きく、ベゼルが狭いことで実画面サイズも大きいので11インチを有効活用出来ている感がありますよね。動画鑑賞も電子書籍も快適ですし、ブラウジングは勿論、仕事のメール確認やちょっとしたOffice作業はラクラクこなせますし…。

 

Apple Pencilってすごくない?

 そして、これまで僕が所有していたiPadでは使えなかったApple Pencilが使えるようになったのですが、これすごくないですか?精度というか書き味が本当にボールペンか鉛筆のような感じで、タッチペンでタッチパネルに書いている、という感覚はほぼないです。前述していますが、展示会はiPad ProとApple Pencilだけ持っていけば、写真撮影、手書きでのメモ取り、その場でざっくりとした資料作成が出来てしまうので、本当に強引にでも買っておいて良かったなぁ…としみじみ思いました。買ってからまだ2回しか展示会行けてないけど…。はよコロナ収束&終息してー。

 

そしてMagic Keyboardが発売…

  これまでアクセサリといえばApple Pencilだけで十分に満足していたのですが、Magic Keyboardの登場で攻守万能から攻守最強のデバイスへと更なる進化を遂げてしまいました。こちらも先駆者の皆様がたっぷりレビューして頂いているので細かいところは省きますが、Macbookと同様のシザー構造のキーボードと、サイズは小さ目ながら感度抜群で使いやすいタッチパッドが、フローティングカンチレバーで角度変更も自在のケース(カバー)型デバイスとなって発売されました。

 日本では大変品薄で、米国そこそこ品薄だったようですが、Bestbuyのオンラインストアでは普通に購入することが出来ました。米国ですので、当然英字配列です。これ、iPadの拡張性を大幅に底上げするとんでもないアクセサリですよ。Magic Keyboardの購入までは、もちろんタッチスクリーンで操作していた訳ですが、やはり文字入力の際にソフトキーボードはお世辞にも使いやすいとは言えず、範囲選択なんかが必要な際にもイライラしながら何度か繰り返すことで選びたい範囲を選んでいました。そこにフルキーボードとマウスカーソルが追加されて一気に不満が解消されました。

 安定性もバツグンで、ソファで横になりながら胸の上に乗せた状態でタイピングやブラウジング電子書籍の閲覧等が出来るようになり、より自堕落な生活が送れるようになりました笑  膝上でのタイピングでも特に支えを必要とすることもなく、本当に快適にメールチェックや資料作成が出来るようになってしまったので、会社支給のラップトップに向かう時間が激減しました。もうほんとラップトップいらなくね?iPadで仕事すればよくね?と思っているのですが、一つだけ大至急改善して欲しい点が…。iPadの問題ではなくiOS/iPadOS向けのOutlookの仕様の話なのですが、メールのフォントが選べず、自動的にMSゴシックのような激ショボフォントになってしまうのです。これさえなければ本当にiPadだけで仕事するんだけどなー。これのせいで、重要なメールはやはりラップトップに頼らざるを得ないので、仕方なくデスクで仕事しています笑

 

おわりに

 さて、今回もつらつらと書いてきましたが、個人的には本当にiPad Pro11インチのサイズ感は最高だし、Apple PencilとMagic Keyboardを組み合わせることで唯一無二の完全無欠なデバイスに昇華されるので、信者の方も信者でない方も、是非検討頂ければと思います。これ完全に手の者のいい口やな。あ、でもMagic Keyboardまでつけるとめちゃくちゃ重くなるので、その点だけはご注意くださいませ。ワタクシは、多分コロナが収まって出張解禁になったらラップトップは封印し、iPad Proだけで出陣します。(了)

 

 

 

 

 

 

2020年上半期 買ってよかったガジェット紹介 Part1

はじめに

 どうも、アラフォー駐在員のMasaです。このブログは私が台湾の大学院に留学中に立ち上げ、留学中には細かく投稿管理していたのですが、かれこれ10年近く放置されていたものです。 

 2018年夏、勤め先の企業より米国駐在を命じられ、かれこれ2年ほど米国に住んでおります。皆様ご存知と思いますが、米国は世界で一番コロナの影響を受けており、私の住む米国南部のジョージア州も、本稿の執筆時点で3.7万人以上が感染しています。文字通り日本の状況とは桁違いな訳ですが、何が申し上げたいかと言うとコロナで外出禁止の状況が続いており、仕事も在宅勤務9週目に突入し、端的に言ってとっても暇と時間を持て余し始めてしまいました。

 まあそんな状況ですので、しばらく放置してしまっていたブログでも復活させてみようかなぁ…と思い立った次第です。以前はバリバリと書いていましたが、その反動で書くのがイヤになって辞めてしまった経緯もありますので、今回はゆったりまったり、好きなことを書いていこうと思っています。元々文章を書くのは好きだしね。

 という訳で、早速本編です。今回は本当に月並みで手垢のつきまくっている内容ではありますが、2020年に入って購入したガジェット、本当に買ってよかった!と思うモノを紹介していきたいと思います。

 

2020年上半期 買ってよかったガジェット 第一弾

 記念すべき第一弾として Airpods Proを取り上げたいと思います。本当に今更な上に手垢がつきまくってて、どこに需要があるんだ、という内容ばかりになりそうですが、これがホントに便利なんですよ…。

 いわゆるワイヤレスイヤホン/ヘッドホンと呼ばれるジャンルの製品としては、個人的にSony製品が好きということもあり、Airpods Proの他に以下の製品も所有しています。

  • Sony WF-1000X(嫁に譲渡済み)
  • Sony WF-1000XM3
  • Sony WI-1000X
  • Sony WH-1000XM3

 Sonyばっかじゃねーか!と思われそうですが、学生時代から何故か好きなんですよねぇ、Sony。SureとかUEとかBoseとかB&Oとかの洋モノも色々と試してきたのですが、やっぱり何故かSonyに戻ってきてしまうのです…。

 彼らにはそれぞれに違った良さがあるので、俺ならシーンに応じて使い分けられる!という謎の自信でこれだけのイヤホン/ヘッドホンを買ってしまったわけですが、結論から言って今はほとんど使わなくなってしまいました。特にAirpods Proを買ってからは…。

 

Airpods Proは正直良いところだらけ

Airpods proの良いところをざっくり列挙すると

  • セットアップ/接続が本当に簡単
  • 接続の安定性が素晴らしい
  • 生活防水(IPX4相当とのこと)が付いており運動時にも使いやすい
  • 小さくて軽い。充電ケースも小さくて軽い
  • 付け心地が良い!
  • 音質もフラットで癖が無く、どんなジャンルの音楽も聴きやすい
  • アクティブノイズキャンセリング機能が秀逸
  • ペアリング済みデバイス間の接続切替が簡単
  • 音声通話も非常にクリア*重要!

 と、こんな感じです。先駆者の方々が既にたっぷりと時間をかけてレビューを書いてくださっているので、目新しい内容は一つもないとは思いますが、個人的に本当に買っておいて良かったなぁ…と思ったのは、音声通話が非常にクリアという点ですね。

 

Airpods Proでの音声通話はとってもクリア

 前述の通り、既にワタクシは在宅勤務9週目に入っているのですが、ほぼ全ての打ち合わせはMicrosoft Teamsで実施されております。何が言いたいかというと、電話会議・ビデオ会議の際に大変重宝するのです。それまではPCやiPadの内蔵マイクとスピーカーを利用して会議に参加することが多かったのですが、人数が多くなればなるほどノイズを拾いやすく、ハウリングが起きやすくなってしまい、ヘッドセットを導入する必要に駆られていました。

 ある日、米人社員がAirpodsを付けてビデオ会議に臨んでいるのを見て、”Airpods Proもヘッドセットになるじゃん!”と言うことに気づかされました。どうしてもっと早く気付かなかったのか…。それ以降、業務中は基本的にiPadとペアリングしておき、パソコンで仕事をしながらTeamsの通話をiPadで受ける、というスタイルで仕事をしているのですが、これが本当に捗ります。PCの画面がTeamsに占領されないので、資料・関連メールを見ながら話が出来ますし、オブザーバーとして参加するだけの会議では内職も簡単です(内職するくらいなら会議に出る意味はあるのか?と思わなくもないですが…)。

 そして何より、米人の英語が非常にクリアになり、明らかに聞き取りやすくなりました!ネイティブの、しかも南部訛りの英語は面と向かっても聞き取りづらいのですが、Teamsでしかもカメラオフだと口元も見えず、コミュニケーションに四苦八苦していたのですが、Airpods Proを使い始めてからはノイズキャンセルが効くことも相まってか、音声が非常にクリアに聞こえるので聞き取りやすさがかなり改善します。

 在宅勤務で打ち合わせが多いと家族にも迷惑を掛けがちですが、Airpods Proを使うことで会議中の音声(しかも南部訛りの英語)が家中に響き渡るようなことも無くなりますので、気兼ねなく会議に臨むことが出来ます。これも在宅勤務における精神的な障害になりがちなので、家族に迷惑をかけずに仕事が出来るというのは、このような状況下においては大変重要です。

 

とはいえ気になる点が無いわけではない…

 と、いうわけで、つらつらと良いことばかりを書いてきましたが、ただ1点、個人的にもう少し改善して欲しいなぁと思うのはバッテリー持ちです。ノイズキャンセルをオンにした状態だと、バッテリーは大体4時間程度で切れてしまいます。なので、午前中4時間、Airpodsを付けたまま業務にあたり、昼休み1時間ほど充電して、午後からまた4時間業務、というスタイルで今はなんとか回せていますが、残業せざるを得ない場合や、日本との電話会議(時差の関係で大体午後6時半とかから開催)が入る場合は、どこかで一旦充電が必要になります。また、出張等で飛行機に乗る場合も、iPadで映画二本見たらバッテリー切れちゃいますね。

  まあ、Airpodsは充電時間が短くて済むので、使わないタイミングでちょこちょこ充電してあげれば良いのかも知れませんが、個人的にはバッテリー持ちだけが唯一の気になる点です。逆に言えば、バッテリー持ち以外は本当に文句のつけどころのない、素晴らしいイヤホンだと思います。特にアップル製品との親和性は当然ながら最高ですので、iPhoneiPadをお使いの方は、意地を張らずにAirpods Proを購入されると幸せになれると思いますよ。(了)